最近はWBCやセンバツ高校野球があり、野球の盛り上がりが目立ちましたね❗️
今回は野球にちなんで『野球肘』『野球肩』を紹介していきます。
どちらの症状も共通して言えることは、野球をしている人に多く見られる疾患であるということです。
野球肘は投球時に肘の内側や後ろ側に痛みを感じます。野球肩は投球時に肩の前面や後面に痛みを感じることが多いです。
こうした投球動作で痛みが出ることを俗称として野球肘・野球肩というのです。
あくまで投球時の痛みになるため、その他の球技においても投球時に痛みがある場合は同じ症状として考えられます。
ではなぜこうした痛みが出るかというと、考えられる要因は3つあります。
1つは投げすぎ(オーバーユース)です。過度な練習により肩や肘の筋肉や靱帯に負担がかかり、痛みを感じるようになります。
2つ目はフォームの悪さ(ミスユース)です。投げ方がうまく行かなければ肩や肘にかかる負担がより大きくなるため、痛めやすくなります。
3つ目は急な運動による痛み(ディスユース)です。ウォーミングアップが十分でない状態で負担をかけると、より肩肘に負荷が加わり痛みを感じやすくなります。
スポーツでの痛みの原因はこうした3つが多くの要因となり痛めてしまうことになります。
当院では痛みの緩和はもちろん、再発防止としてトレーニング方法やセルフケアもお伝えしています。
スポーツは決して痛みを伴ってすることではありません。最大のパフォーマンスを出せるように十分な準備をしていきましょう。